日本で人気上昇中の電子タバコのアイコスですが、タイでは持ち込み自体が禁止されています。
万が一タイ国内で所持していることがバレた場合は没収・罰金という罪になりますが、没収されたアイコスは廃棄処分されるわけではないのです。
タイで電子タバコがバレた時の罰金は最大50万バーツ
まずはタイで電子タバコを所持していることがバレた場合の罰則をまとめてみます。
電子タバコの罰金は最大50万バーツ
タイで電子タバコがバレた場合、最大で50万バーツ(約160万円)という巨額の罰金が制定されています。
しかし、これはあくまで最大であるため、実際には10,000バーツ~30,000バーツ(約33,000円~約100,000円)に収まることが多いようです。
電子タバコは最大で10年の懲役刑
タイで電子タバコがバレた場合、最大で10年の懲役刑を科されることがあります。
しかし、実際には相当悪質でないかぎり懲役刑はないことがほとんどです。
バレた電子タバコは確実に没収される
タイで電子タバコがバレた場合はほぼ100%の確率で没収されます。
これがアイコスなどの電子タバコ愛用者にとっては最も辛い罰則でしょう。
タイで電子タバコの実際の罰則は没収+罰金
タイで電子タバコがバレた場合の現実的な罰則については、電子タバコの没収+罰金(10,000バーツ~30,000バーツ)であると思っていれば大丈夫だと思います。
いづれにしろ愛用しているアイコスは没収なので戻ってこないと思った方がいいでしょう。
(※戻ってくる場合もあり)
タイでは喫煙場所も厳しく制限されている
タイでは紙たばこであっても喫煙場所は厳しく制限されており、指定喫煙場所以外での喫煙に対しては2,000バーツの罰金となっています。
他にも囲まれた屋根のある場所では喫煙NGだったりします。
そのため、バンコクのクラブ内やバー内でも本来は喫煙NGとなっているのです。
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タイでタバコのポイ捨ては禁止だが・・・
タイではタバコが厳しく制限されているのですが、もちろんタバコのポイ捨ても禁止です。
しかしこれはポイっと捨てるのが禁止なのであり、静かに置くように捨てるであれば警察に注意される可能性が格段に低くなります。
没収された電子タバコの行方
それでは没収されたアイコスを含む電子タバコはいったいどこに行くのでしょうか?
没収された電子タバコは警察自身が使用
タイではアイコスは禁止されていますが、実は人気の商品なのです。
そしてアイコスを没収した警察官はそのアイコスを自分で使用していたりするのです。
日本文化しか知らない人にとっては信じがたいことかもしれませんが、これがタイの現実なのです。
没収した電子タバコを闇市で転売
タイでは夜になるとたくさんの露店がでてきます。
そこではブランド品の偽物、コピーDVDやコピーブルーレイ、本来タイでは禁止されているはずのバイブレーションなどのアダルト商品、そして電子タバコまで販売されています。
これらの仕入れルートは税関などで没収されたモノであることもあるのです。
まとめ
上記で書いたようにもちろんすべての没収されたものが転売や自己使用されるわけではありません。
いづれにしろタイ旅行に行く際は絶対に電子タバコは持って行かない方が無難でしょう。
しかし、本サイトの管理人は日本旅行に来たタイ警察の人が免税品でアイコスを購入していく姿を見たことがあります(笑)
これがタイのリアルなのです。